MEMBER-S|Webサービスとの連携とスマートフォン最適化を両立したアプリの開発
背景・課題
「いつでも、誰とでも、適切なビジネスコミュニケーションを」というコンセプトで開発されたビジネスチャットツール「MEMBER-S」は、Webブラウザ上でのサービス提供を中心に多くの企業ユーザーに活用されていました。
しかし、利用が拡大する中で、以下のような課題が浮き彫りになっていました。
- 現場や外出先など、PCを使えない環境でも円滑なコミュニケーションを取りたいというユーザーニーズが増加
- 通知・ファイル共有・タスク管理など、モバイルならではの利便性を求める声が多く、Web版だけでは機能面・操作性での制約があった
- 他社製品が次々とスマートフォンアプリを展開する中、競合優位性を維持・強化するためのモバイル対応が急務となっていた
このような背景から、「MEMBER-Sのスマートフォンアプリ版を開発したい」というご相談をいただき、プロジェクトがスタートしました。
解決へのアプローチ
■Webサービスとの連携とスマートフォン最適化を両立したアプリの開発
プロジェクトチームでは、既存のWeb版の利点を活かしつつ、スマートフォンアプリならではの利便性と操作性を実現するため、以下のような取り組みを行いました。
- 既存のバックエンド・APIとの連携を前提に、アプリ用フロントエンドを新たに設計・実装
- スマートフォン特有の操作性(スワイプ・プッシュ通知・リアルタイム更新など)を考慮したUXデザインを新規制作
- チャット機能、マッチング機能、掲示板などの主要機能を最適化し、Web版とのシームレスな連携を実現
- 複数OS(iOS/Android)での動作検証を行い、実運用を想定した安定性・セキュリティも確保
■開発体制
- 体制:プログラマー2名、 デザイナー1名、プロデューサー1名
導入後の効果
■ユーザー利便性とエンゲージメントの大幅向上
- PC環境に縛られず、外出先や現場でも即時コミュニケーションが可能となり、業務スピードが大幅に向上
- プッシュ通知によるリアルタイム連絡や、ファイル・タスク共有の利便性が評価され、社内外の活用シーンが拡大
■導入企業の満足度・継続利用率の向上
- スマートフォン版の提供により、利用者数とアクティブ率が向上。既存顧客からの評価も高まり、リピート導入・追加ライセンスの契約へとつながった
- 初期リリース後もアップデート対応を継続し、顧客要望を反映することで長期的なサービス価値を向上
アプリについて
いつでも誰とでも適切なコミュニケーションを図ることができる無料ビジネスチャット「MEMBER-S」
【主な機能】
・チーム内外誰とでもメッセージが可能
・ブックマーク機能により、重要なチャットを保管
・大人数のグループチャットから1対1のチャットまでさまざまなシチュエーションに対応
・プッシュ通知機能により、リアルタイムで通知を確認
・複数企業との連携を1つのアカウントでアサイン可能