足場で目指せ大社長|教育・広報・エンタメの三つの役割を融合させたアプリ開発
背景・課題
建設現場で欠かせない「足場(仮設)」の業界は、安全な工事の基盤を支える重要な役割を担っているにもかかわらず、一般の人々や若年層にはその存在や仕事の内容があまり知られていませんでした。
全国の仮設事業者が加盟する「全国仮設安全事業協同組合」では、以下のような課題を抱えていました。
- 建設業界自体の認知度は高いものの、「仮設業界」という専門分野の理解や知名度が極めて低い
- 若年層の就業希望者が少なく、人材確保・育成の面で業界としての課題が顕在化している
- 既存の広報活動(パンフレット・説明会など)だけでは、若者の興味・関心を引きつけることが難しい
このような背景から、「仮設業界をもっと親しみやすく、楽しみながら知ってもらえるコンテンツを作りたい」というご相談をいただき、ゲームアプリを通じた広報・教育プロジェクトがスタートしました。
解決へのアプローチ
■ 経営シミュレーション型ゲームによる“業界理解”と“興味喚起”の両立
プロジェクトチームでは、仮設業界の特徴や魅力を自然に学べるよう、以下のような仕組みを設計しました。
- プレイヤーが仮設会社の社長となり、会社を成長させていく経営シミュレーション型のゲーム性を採用
- 足場資材の選定・現場での安全管理・人材育成・案件受注など、実際の業務プロセスをゲーム内に再現し、遊びながら業界の仕事を体感できる仕組みを構築
- キャラクターデザイン・シナリオ・サウンドまで一貫して企画・制作し、若年層にも親しみやすく、継続してプレイしたくなる世界観を演出
これまでに存在しなかった「仮設業界をテーマにしたゲーム」という新しい切り口により、教育・広報・エンタメの三つの役割を融合させたアプリとして開発を進めました。
導入後の効果
■ 業界認知度の向上と新たな広報チャネルの確立
ゲームを通じて、若者や一般層に「仮設」という仕事の存在や重要性を楽しく伝えることができ、業界のイメージアップにもつながりました。
■ 採用・人材育成活動への波及効果
就業前の若年層がゲームで業務内容に触れることで、実際の職業選択時に仮設業界への関心が高まる効果が見られました。説明会や採用活動の現場でも本アプリが紹介ツールとして活用されています。
■ お客様内外からの高評価と継続利用
ゲーム未経験の組合員からも「分かりやすく面白い」と好評をいただき、業界イベントや展示会でのPR素材としても幅広く活用されています。
アプリについて
足場会社の経営シミュレーションゲームです。
建設現場では足場は必需品!あなたも足場会社の経営者になって会社をどんどん大きくしていきましょう。
職人さんと営業マンを雇ってレベルアップさせていきましょう。まずは小規模の現場から始めて徐々にステップアップして大規模工事に挑戦していきます。
手抜き工事だと事故が発生します。大会社にするには事故は禁物、会社の収入に影響します!足場の点検を行いながら事故無く安全に工事を完了していきましょう。
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当アプリはサービスを終了いたしました。