COCORON｜もっと身近で、もっと気軽に、安心して相談できる心理カウンセリングサービス実現
背景・課題
近年、メンタルヘルスへの意識は年々高まりを見せていますが、依然として「心理カウンセリング」に対する社会的なハードルは高く、次のような課題が存在していました。
- 心理カウンセリングという言葉に“重い・敷居が高い”といったイメージがあり、興味があっても一歩を踏み出せない人が多い
- 対面相談は「他人に知られたくない」「通うのが面倒」といった心理的・物理的ハードルが高く、気軽に利用できる環境が整っていない
- SNSや動画などで相談相手を探す人も増えているが、専門的な資格を持つカウンセラーと“安全につながる仕組み”が不足している
こうした社会背景の中、クライアントから「もっと身近で、もっと気軽に、安心して相談できる心理カウンセリングサービス」を実現したいというご相談をいただき、「COCORON」アプリの企画・開発プロジェクトが始動しました。
解決へのアプローチ
■「完全匿名 × プロカウンセラー × 即時接続」で“心の相談の新しい形”を提供
プロジェクトチームでは、カウンセリングに対する心理的なハードルを徹底的に下げ、ユーザーが“気が向いたときに、すぐ相談できる”体験を実現するため、以下のような仕組みを実装しました。
- 会員登録なし・完全匿名・ボイスチェンジャー機能といったプライバシーを重視した設計で、「誰にも知られずに相談できる」安心感を実現
- 全国の有資格カウンセラーとのマッチング機能を構築し、悩みの内容・相談スタイルに応じて最適なカウンセラーとつながれる仕組みを開発
- プロフィール・カレンダー・予約・チャット機能などを組み込み、ユーザーが直感的に使えるUI/UXを重視
- フロントからバックエンドまで一貫して開発し、React Nativeを採用することでiOS・Androidの同時開発を実現。コスト・工数を抑えつつ、幅広いユーザー層への展開が可能に
■開発体制
- 体制：プログラマー2名、 デザイナー1名、プロデューサー1名
導入後の効果
■ 心理カウンセリングの利用ハードルを大幅に低減
匿名性と手軽さを両立した仕組みにより、従来の「心理相談＝特別な行為」というイメージが払拭され、日常的なメンタルケアツールとして受け入れられました。
■ ターゲット層への強い訴求とユーザー満足度の向上
「人には言えない悩みを安心して相談できる」といった評価が多く寄せられ、特に20〜40代の働く世代・学生層を中心に高い支持を獲得しました。
■ プラットフォームとしての将来性・拡張性の向上
マッチング・予約・チャットなどの基盤が整ったことで、今後は法人向けメンタルケアサービスやオンラインセミナーなどへの展開も可能になり、事業の拡大基盤が構築されました。
アプリについて
心理カウンセリングをもっと身近に気軽に。
全国の資格を持った心理カウンセラーとつながることができます。
すぐに相談したい、人に知られたくない、のであれば「会員登録なし」「完全匿名」で「ボイスチェンジャー」も使えます。ひとりで悩みを抱えずに話すことで解決していきましょう。
●相談者側
相談者は登録しなくても、すぐに使えます。
「今話せる」「今日話せる」「明日話せる」と相談を待っているカウンセラーとすぐにつながることができます。
実際にカウンセラールームに行き、カウンセラーに会って相談したい場合も「現在地から探す」で近くのカウンセラーを選ぶこともできます。
リストビューでカウンセラーの一覧を、マップビューで地図からカウンセラーのいる場所を確認できます。
カウンセラーを選ぶための「詳細検索」では、「カウンセラーの所有資格」「相談内容（カウンセラーの得意ジャンル）」「カウンセラーの性別」「料金上限設定」から相談者に適したカウンセラーをみつけることができます。
相談者は、ビデオ、電話、チャット（長い文章も書けます）を選ぶことができます。
声さえも知られたくない相談者はボイスチェンジャーも使えます。
プロフィールの写真は好きな写真やイラストを使えます（運営側でチェックします）。
●カウンセラー側
売上や現金の引出しを自分で管理できます。
「今後の予約」や「カウンセリングの履歴」を確認できます。
カウンセリングの値段設定と時間を決めることができます。
次のカウンセリングとの間に10分の休憩があるので、予約をたくさん入れても準備の時間が取れます。
身分証明書や資格証明書の提出により、相談者に安心感を与えることができます。
相談者は匿名で登録したり相談できますが、運営側でどこのどなたなのか把握しておりますので安心してカウンセリングできます。
相談者を直接、カウンセリングルームに招いてカウンセリングすることもできます。
