『巨人の星』から学ぶ仕事の姿勢

ネクストビジョン ありまです。
「巨人の星」ってご存知ですよね。星 飛雄馬を取り巻く熱いスポーツ根性モノの漫画です。
私はああいった「熱い」漫画やドラマが大好きですね。
今回は特に私の大好きなシーンをご紹介します。

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飛雄馬は念願の巨人軍に入団して、しばらくのあいだ同期でライバルの早水選手と2軍で1軍入りを競い合っていました。
トレーニングの続くある日、紅白試合があり、失点を守れば飛雄馬が、点を入れたら早水選手が1軍入りを決定するというのです。

早水は俊足を武器に盗塁で3塁まで進んでおり、(よくわからんけど)ホームベースに無茶な突っ込みをしようとしたのです。
砂ぼこりが舞う中、そこにホームで返球を受けて守ったのがピッチャーの飛雄馬。
間髪いれず「アウト」にできたのでした。

そのまま飛雄馬が勝利!と思われたのでしたが、飛雄馬が「誤審です。本当はセーフでした。」と申し出たのです。

実はタッチの瞬間、一瞬ボールを落としたいたのを審判は見落としていたのでした。
結果、早水が逆転勝利。飛雄馬は1軍入りのチャンスを自ら逃したのです。

みんなが「ばか正直もの」と小ばかにしても飛雄馬は何食わぬ様子でした。
しかし飛雄馬の本心では一軍入りを先に越された悔しさと、審判のメンツを潰してしまったことへの反省。そして自分のバカ正直さに後悔の念で一杯で、グランドで一人泣いていたのです。

そこにポンと背中の泥をはたいて現れたのが川上監督。
そして監督は静かに語りかけます。「正直は尊し」と。
「あのまま黙ってやり過ごしていたら、将来もっと大きな試合で、ボールを落とすミスを繰り返していたであろう。審判も誤審を繰り返しただろう。正直だからこそ反省し成長できるのだよ。」
と励ましたのです。

飛雄馬はハッとし「監督が今払ったのは泥ではなく、僕の心の迷いでした。ありがとうございます。」といって飛雄馬はまた頑張る気持ちになったのでした・・・・・
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私たちの身近なところでもいかがでしょうか?
注意されてもそれに反抗したり言い返したりする人より、素直に受け入れられる人のほうが確実に成長していますよね。

ごまかすことなく正直であり素直に「自分が悪かった」と認められる気持ちがとても大切です。

誠実な人は正直だからこそ成長していける。正直でない人は問題を先送りにしているだけで、必ずいつか大きな問題を引き起こしてしまうものなのです。

いつでも誠実で正直でありたいものですね。

ちなみに、上記のストーリーはアニメでは巨人の星 第61話で見ることができます。

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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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