「ぴろねっと」での再会

先日、当社のSNSサービスの「ぴろねっと」で一通のメッセージが届きました。

「1年後輩の国泰寺寮出身の○○○○です。
覚えておられますか?ご無沙汰いたしております。
まさかこんなところで先輩のお名前を発見するとは思いませんでした。
先輩は、ご卒業後、専門学校に御就職されておられましたが、
その後、転職されたとの風のうわさを聞きましたが、如何されておられますか?」

20年近く前に別れたままの後輩からのメール。
あまりにも懐かしい方でその方の名前すら覚えていませんでしたが・・・。

他にも、取引先を退社され行方知れずだったあの方からの懐かしいコメントや、
前職での元同僚で、音信不通だったあいつからのコメントなどありました。

「ぴろねっと」で再会!

SNSの本来の醍醐味とはそういうところにあるのかもしれません。
SNSとは、いまどき珍しく、会いたい人がすぐそばにいてくれているような
人の温もりを感じさせるツールなんですね。
そんなサービスを私たちが提供できたかと思うととても嬉しく思います。
これからも多くの人々の一期一会に貢献していきたいものです。

ですが、互いに匿名で本名を偽っていたのでは、
懐かしい人との再会という素晴らしさを体験できませんよね。
それは現実の縁を感じさせない赤の他人同士の付き合いになってしまいます。

某サイトに見られるような、目を覆いたくなるような下衆な話題や罵倒、中傷・・・
そんな冷たいだけの世界となってしまいます。

本名を使って登録するには抵抗もある方もいらっしゃるのは事実ですが、
正直に語りあえる現実世界の温かさと、匿名による仮想世界の冷たさ。
みなさんはどちらがお好きでしょうか?

そういえば、異業種交流会の参加者で匿名希望なんて人いませんよねぇ。

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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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