新年のご挨拶

ネクストビジョン ありまです。

新年明けましておめでとうございます。

昨年は何といっても、東日本大震災と原発の大事故が日本を覆いつくした1年でした。さらに欧州の経済危機、そして記録的な円高、原油の高騰……「想定外」という言葉が実にあてはまる未来予測不能な時代が、今という時代なのではないかと思います。

ですが、100%確実な未来なんて存在しません。どれだけ精緻(せいち)に未来を予測したところで想定外の天災は起り、想定外の経済危機は訪れるのです。
ただ想定外の未来をできる限り「想定内」にしておく努力は誰にでもできます。

iPhoneを柱に携帯事業で快走し、2011年はプロ野球も日本一に輝いたSoftBank。
私も尊敬する経営者の一人である、孫正義社長の経営スタイルを一言で表現すればまさに「未来志向」と言えます。

2兆円もの巨額を投じてボーダフォンの買収を決定したのは、米アップルの故スティーブ・ジョブズ元CEOと話し、iPhoneの登場が予測できていたからだとか。
世間では「大博打」に映った大買収の裏にはしたたかな計算があったようです。

5年後10年後のITの進化を予測し、インターネットがパソコンからモバイル中心の時代にパラダイムシフトすると確信していた孫社長。できる限りの情報を集めて将来を予測し大方針を掲げる。目標から逆算してやるべきことを見定め経営に落とし込む。そんな「未来志向」な会社運営を私たちも実践しなければならないと実に痛感します。

本年は辰の年。雲がわきあがり、龍がそれに乗って不思議な働きをする。英雄・豪傑が世に出て、活躍することを『雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん)』と言うそうです。私たちも、まさに『雲蒸龍変』となって、不安定で「想定外」な未来を蹴散らしたいものです。

本年も、私たち“ネクストビジョン”は、常に【未来志向】の考えで、最先端のIT技術を以って、お客様のニーズに逸早くお応えし、常にお客様の視点に立ち、お客様に適した“モノづくり”で、より魅力あるサービスを提供して参ります。

本年も倍旧のご愛顧を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

平成24年1月5日
株式会社ネクストビジョン
代表取締役社長 有馬 猛夫

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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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