真の震災支援とは?

ネクストビジョン ありまです。

この度の「東日本大地震」におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
そして一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

当社株式会社ネクストビジョンでは、今回の地震による被災者の皆様の救援や被災地の一日でも早い復興にお役立ていただけますよう、日本赤十字社を通じて、復興支援義援金100万円を寄付させていただきました。
この内1/2は当社社員からの負担です。

当社の有志が今回の未曽有の災害に対して皆で少しでも役に立とうではないかと呼び掛けた結果、ほぼ全員の賛同により集まったお金です。
社員諸君!ありがとう!
あなたたちは本当に素晴らしい社員です!

災害の影響を受けた皆様の現状を考えますと、十分な生活が送れている私たちには、たとえ僅かであっても困っている方々への支援をする義務があると考えます。
僅かですがどうかお役立て頂きたいと思います。

報道で人々の苦悩や・悲惨な状況を見ますと、 「驚き」「戸惑い」「恐れ」を通り越して「絶望感」「悲しみ」そして、 今どうすることもできない自分たちに対する「焦り」がふつふつと湧き上ってきます。

次に心配なのは、経済に対する影響だと思います。
地震の次に津波がくるように、今、日本経済には激震が走っています。そして、これから大きな津波がやってくるのじゃないかと心配です。

日本はきわめて緩やかながら景気回復を進んでいたものの、2008年のリーマンショック以降の経済の悪化から、厳しい不況を直面し、再び回復基調を取り戻そうとしていたと思います。
しかしその矢先での今回の震災はわが国の経済動向に再び大きな影響を与えることは避けられないと思います。
震災・津波・放射能・風評被害と次いで、深刻な経済不況に見舞われることになりそうです。

今、あちらこちらで「自粛」のムードが漂っています。
花見も自粛。家族旅行も自粛。人の集まるところでは「震災の影響により・・」が合言葉のようになっています。

たしかに必要以上の買い占めで、必要な所に物が行き渡らないなんてことはあってはならないことでしょう。
でも、人々がお金を使うことを控えるから経済不況は起こるのです。
その影響は必ず震災地にも及ぶことになります。

今、経済を止めてはなりません。物が売れ無くなってはいけないし、だれも物を買わ無くなってはいけないのです。

自粛・自粛のモードではこの日本は救われません!
何でもほしい物は買えるなら買えばいいのです。
楽しみたいことはすればいいのです。

本当のあるべき震災支援とは、自粛してなんでもかんでも止めてしまうことではなくて
多くの人々が普段通りに物を買って、いつもどおりに趣味やレジャーでお金を使うこと。そうやって私たちの愛すべき日本の経済は良くなっていくのです。

なので、花見もナイター観戦も家族旅行も自粛なんて言わずにどんどん行うべきだと思います。
そうやって生きたお金の使い方をしようじゃないですか。

人々がお互いにお互いのためにお金を使い合うようにしたら、この国は必ず元気な国に戻ることができるようになります。
さあ、みんなで、いつも通りの生活を頑張って行おうじゃないですか!

いつもどおりの生活をし続けること。
それこそが【真の震災支援】といえるのだと思います。

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この記事を書いた人

有馬 猛夫(ありま たけお)
ネクストビジョングループ 代表 IT系の専門学校で11年間教壇に立った経験を生かし、1999年ネクストビジョン設立。広島発ITベンチャー企業として製品開発・サービスの提供を行う。2006年広島市企業診断優良企業賞受賞。2008年マイクロソフト社と広島市によるITベンチャー支援企業として中国地方で初の選定企業となる。
・株式会社ネクストビジョン 代表取締役社長
・株式会社マイクロギア 代表取締役会長
・アナリックス株式会社 代表取締役会長
・一般社団法人ヘルスケアマネジメント協会 理事

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