エゴよりアルトの時代へ ―“利他主義”のすすめ

利他主義

ネクストビジョンの有馬です。

この秋、日本の政治にちょっとした“新しい風”が吹きましたね。
高市早苗さんが、ついに内閣総理大臣に就任しました。

テレビでそのニュースを見たとき、私は思わず「おっ、ついに来たか」と声を上げてしまいました。日本初の女性総理。歴史的な瞬間です。

高市さんといえば、まっすぐでブレない人という印象があります。
その芯の強さは、ただ「強気」というより、「誰かのために」と思う気持ちが根っこにあるように感じます。
つまり、自分の利益を追い求める“エゴ(利己主義)”の人ではなく、人のために動ける“アルト(利他主義)”の人。
そういうリーダーだからこそ、多くの国民が期待を寄せているのではないでしょうか。


「エゴ」と「アルト」ってなんだ?

さて、エゴの反対ってなんだろう?と考えたこと、ありますか?
実は、“アルト”なんです。英語で「他者」を意味する “alter” が語源だそうです。

つまり、エゴ(自分)とアルト(他人)。
この2つのバランスで、私たちの社会は成り立っています。

でも現代は、どうしてもエゴの方が目立ちやすい。
SNSでは「自分がどう見られるか」が重視され、仕事でも「自分の成果」が強調されがちです。
しかし、実際に社会を動かしているのは、目立たない“アルト”の行動なんですよね。


小さなアルトが、社会を温める

たとえば、電車で席を譲る。
スーパーでカゴをきれいに並べる。
会社で新人のフォローをする。

どれもたいしたことではないかもしれません。
でも、そういう“小さな利他”の積み重ねが、まわりの人の気持ちをやわらげ、社会全体の空気を良くしていきます。

利他の心は、医療や福祉の現場だけでなく、ビジネスの現場でも同じです。
「お客様のために」「チームのために」と考えて動く人がいる会社は、結果的に信頼され、成長していく。
結局、人の心を動かすのは“思いやり”なんですよね。


利他主義が世界を変える

歴史を振り返っても、社会を前に進めてきたのは利他の精神を持った人たちです。
災害のとき、真っ先に現場へ駆けつけるボランティア。
自分の時間を削っても誰かを助ける医療従事者。
そして日々、見えないところで会社や地域を支えてくれているみなさん。

そうした一人ひとりの「アルトの力」が、実は世界を動かしているのです。


エゴよりアルトを

エゴが強すぎる社会は、どこか息苦しい。
みんなが「自分の正しさ」ばかり主張すれば、議論は増えても、笑顔は減ります。

一方で、アルトが広がる社会はあたたかい。
「誰かのために」を軸に考えれば、不思議と自分も満たされていく。
これって、人間の本能かもしれませんね。


最後に

高市総理の登場は、日本が“アルトの時代”に入るサインのようにも感じます。
力で押すより、心で支える。
奪い合うより、分かち合う。
そんな社会を、私たちも日々の仕事の中で作っていきたいと思います。

今日から少しだけ、「自分のため」より「誰かのため」を意識してみませんか?
その小さな一歩が、きっと大きな変化につながるはずです。

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